ブラック・ジャズの伝説的なレーベル Tribe の創設者ウェンデル・ハリソン、フィル・ラネリンによる共演ライヴやディガブル・プラネッツの再結成ライヴなど、ここ数年、LA 界隈で最も人気の高いイヴェントとして大注目「Jazz Is Dead」のレーベル最新作が登場! ロイ・エアーズやダグ・カーン、ゲイリー・バーツからマルコス・ヴァーリ、アジムスに続いて、今回のテーマは故トニー・アレン。 国境を越え文化の橋渡しをし、音楽そのものを変えるサウンドを作り上げた比類のない遺産を残したドラマー、トニー・アレン。フェラ・クティの革新的なアフリカ 70のドラマーとしてのポリリズミックなドラム演奏は、アフロビートを定義したといっても過言ではないだろう。その後は、アーティストおよび文化大使としてテクノからジャズ、ロック、ヒップホップに至るまで、あらゆるジャンルの音楽家と共演を果たし、アフリカン・ディアスポラ相互における音楽関係と対話を促すなど、トニー・アレンの残してきた音楽遺産はいまもなお生き続けている。 今回公開される音源は Jazz Is Dead のプロデューサーであるエイドリアン・ヤングが、アレンの逝去前に録音していたという音源。アレン印ともいえるしなやかなドラミングを土台に、Jazz Is Dead印ともいえるエッジのきいたジャズファンク・サウンドが自在に躍動するその様は、アレンの音楽のさらなる可能性を十分に感じさせるものだ。 A1. Ebun A2. Steady Tremble A3. Oladipo B1. Don't Believe The Dancers B2. Makoko B3. Lagos B4. No Beginning B5. No End 試聴 https://tonyallen.bandcamp.com/album/tony-allen-jid018