2012年に日本限定でリリースされたRas GのCD Album。
全てSP-404で制作し、それをGarage Bandに録音して1曲30分近い長尺の録音のみを収録。Ras G自身のトラックをふんだんに使った録音だが、敢えてトラック分けはせずに即興的な流れに任せた全体を堪能する、まるでDJミックスのように仕上げたアルバムになっているという。
「これは生のフルーツのようにすぐ食べてしまうビートだから、ビートのデータはSP-404にも保存してない」。ビートメイカーの即興的な作品として、新しいステージを提示した本アルバムは、Ras Gが敬愛するサン・ラーの録音を彷彿させるものでもあり、現代のジャズ・インプロヴィゼーションともいえる録音だ。間違いなくRas Gのキャリアにおいても大きな意味を持つ作品である。
勿論あのAir Hornも健在。数少ないRas Gが残した作品。聞きたかっただけにこれは嬉しい。