
岩手県・盛岡のJazzy Sportに世界中から届けられるニュータイプのビートや、町のリサイクルショップで掘り起こしたカビ臭いネタレコードにまみれて、音楽の旅をスタートしてから十数年・・・・。
SP-404を操り、ワン&オンリーなグルーヴ/サンプリングセンスをもって、全国各地でビート巡業を重ね、黒さ溢れるハイブリッドなビート/サウンドに磨きを掛けてきたビートレスラー=MAHBIE。2017年、待望のフルアルバム『Space Brothers』をリリース。
胸に響くピアノ・リフレインと共にアルバムの幕開けを飾る「Party Over」、Jamalライクなフレーズを織り交ぜ、熟練のヒップホップな耳を引き寄せつつレゲエ・ダブも感じさせるフレッシュなグルーヴ/サウンドを届ける「Mahbie's Step」、J Dillaの意匠を感じさせる「Take It Two」、"鳴り”の良さの際立ちとズルムケのグルーヴ感に圧倒される「P.O.H.」と、新感覚のハイブリッドなヒップホップ・サウンドの中に、黒さや懐かしさ、優しさを織り込むMAHBIE節を展開していく前半。
そしてアルバム・タイトル曲にしてハイライトと呼べるスペシャルナンバー「Space Brothers feat.田我流,Bobby Bellwood」では、現在の拠点である山梨にて交流を続ける田我流、そしてMAHBIEが心の師と仰ぐBobby Bellwoodとのコラボレーションが実現。田我流による未来や過去へ向けた時空を超えるリスペクト溢れるピュアなリリックは涙腺を掻き乱し、Bobby Bellwoodによるご機嫌なバックコーラスが不変のソウル感を増幅させていく。音楽史に名を残すあの曲のフレーズも深く織り込まれ、クラシック認定を決定づける名曲になっている。 そして後半からは、AORディスコ、ブラジリアン・レアグルーヴのソース/テイストを感じる2曲のビートダウン的ダンストラックを展開し、Count Bass DやSlum Village へのオマージュも内包した楽曲「Ascension」、ハートウォームなオルガンが最幸の音時間を彩るラスト TRK「Yoake」と、自身の音楽人生の集大成と呼ぶに相応しいサウンドを送り届ける。Jazzy Sport部屋から世界の土俵へ。
<アーティスト推薦コメ ント>
「ライムス主催フェス「人間交差点」における田我流 feat.stillichimiya のステージで張り手をブチかましていた漢は、とてつもなくハイセンスなビートも作ってしまうということが判明!ものすげー角度から現れたゼ!」
DJ JIN (RHYMESTER/breakthrough)
「タイトでハイブリッドな黒さの中にどこか懐かしく柔らかい旋律が耳に心地良いMAHBIEワールド凝縮のファーストアルバム!」
DJ KIYO (Royalty Production)
「窓を開けたら気持ちいい風が入ってきた景色が浮かぶ音のドライブなんかの映画みたいだ」
MACKA-CHIN(NITRO MICROPHONE UNDERGROUND)
「待ってました!マイメンMAHBIEのアルバム!才能溢れる盛岡のアーティストの中でも独自のグルーヴやサンプリングセンスを彼には感じ、そのうち北のクラシックを作る男だなーと確信していました。活動は東北から全国に、世界 にも轟くプロダクションだと思う。 確実に東北のヒップホップ、ビートシーンを支える1人。 これからガンガン上がってこう!!ドスコイ!! 」
grooveman Spot (ENBULL/Jazzy Sport/TettoryBLK/77 Karat Gold)
「昨年東京で知り合って、それから音源聴かせてもらって大ファンになったMahbieくん。その優しい人柄。黒の瞳の奥にある黒。黒の情緒。怒涛。一音、個々の蠢き。グラデーションとたまにギャグ。難しいこと抜きにして、このアルバムを聴くとすぐに日常に戻れる。そして笑顔になる。そんな気がしました。曲つくろう!」
KEITA SANO
-Track List-
1. Party Over
2. Good S***it
3. Mahbie's Step
4. Take It Two
5. P.O.H.
6. Space Brothers feat. 田我流 , Bobby Bellwood
7. Yes I do
8. City Hunter
9. Cosmo
10. Merry Christmas Mr. Patrasche
11. Ascension
12. Yoake