


L.A.出身日系人キーボード奏者/ビートメイカー、モキ(モキチ)・カワグチによるソロ・プロジェクト”ライオンミルク”。ロバート・グラスパーらを輩出したNYの名門ニュースクール大学でジャズ・ピアノを学び、ジャズ・シーンとビート・シーンの両面で表現するLAらしいアーティストとして人気を集める。2023年に発表した本作「Intergalactic Warp Terminal 222」はレトロなSF映画をモデルにした作品。
自身にとって音楽制作はセルフケアの一環としても必要不可欠と語り、前作「I Hope You Are Well」は、ロックダウン下に孤独感を味わう自分の家族や友人達に癒しを届けるために自宅で制作した作品であるなど、「音楽=癒し」を貫く。Lionmilk。
「こんにちは。こちらLionmilk、Intergalactic Warp Terminal 222に接続しています。放送を開始します。待機せよ。」という無線通信から幕開けする本作、自分の内面を宇宙に例え、広大な未知の世界を巡る孤独な旅を通して自分自身を深く理解し、どのようにして殺伐とした世の中でも生き生きとした心を持ち続けていけるかを探るという作品。
スぺーシーなサウンドを下敷きに、アンビエント感との融合作品が目指す、一つの到達点ともいうべき珠玉のヒーリング・ミュージック。200本限定生産。
試聴
https://lionmilk.bandcamp.com/album/intergalactic-warp-terminal-222-2